犬連れ車旅を楽しむ方向けに、「ハイエースのベッドをDIYで作る方法」をお伝えします。

私たちも実際にハイエースを車中泊仕様にDIYし、日本半周の旅を満喫しました。
この記事では、DIY初心者でも簡単にできるベッドの作り方、必要な材料、さらに実際に体験した失敗談もお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
こんなお悩みはないですか?
- ハイエースを車中泊仕様に改造したいけど、DIY初心者でもできるの?
- 車体に穴を開けずに改造できる?
- 車検に通るベッドを作れるの?
これらの悩みを解決するために、私たちが実際に行ったハイエースのベッドDIY方法を詳しくご紹介します。
車検も2回通過しています。(車検時はベットと外す必要があります。)
我が家のハイエース






DIY初心者でも安心!車体に穴を開けずにハイエースを改造
ハイエースのベッドを自作するにあたって、まず大事なポイントは「車体に穴を開けずに、車検に通る仕様で作ること」です。




私たちもDIY初心者でしたが、シンプルな設計と材料選びで、無事に車検をクリアしたベッドを作ることができました。






この記事を最後まで読めば、あなたも簡単にベッドを自作でき、快適な車中泊を実現できます。
車検通過OK



※車検時は、カーテンも外します!
ベットとカーテンを外し、セパレートバーを装備すればこの車で2回車検通過しています。
自作ベッドの設計図
ベッドの設計をする際、以下3のポイントをテーマにしました。
ベッドのテーマ
- セカンドシートを倒してフラットにする
- ベッド下に多くの物を収納する
- 頑丈にする
- 日常使いができる
ベット下からテーブルを引き出せるようにし、積載荷物も少なくできるよう工夫しました。



ハイエースは旅以外で日常使いできるように考慮し、セカンドシートを立てれば、普通にお客様も乗せられます。










身長185㎝の僕でも足を延ばしてゆっくり眠れるように考えました




旅の途中でベッドが崩壊しないのも重要
設計図とまではいきませんが、我が家のベットサイズは以下の通りです。


















引き出しレールについて
引き出し用のレールは「DIY 引き出しレール」90㎝を使用しました。






ベットの写真ではレールが上下2つありますが、上段の引き出しはテントの重みで破損してしまいました。




レールは強度があり、ロック付きがおすすめです。
ベットの折り畳み部分について



ベットとセカンドシートの間の板は、「棚受けL字ブラケット」で必要時のみ出せるようにしています。







我が家のは、格安で購入したため乗ると曲がってしまいます…
強度の高いものを選びましょう。
ハイエースのベッド制作工程
何度も試行錯誤し、理想のベットを作りました。
木材を切って、組み立てて、うまくハマらない部分は削って…




DIY素人、ズボラな私には大変な作業でした。
簡単作業工程:4ステップでベッドを完成させる!
ステップ1:フレームの組み立て まず、木材をベッドフレームのサイズにカットし、コーナー金具とネジを使ってしっかり固定します。フレームの強度が大事なので、しっかりと組み立てましょう。
ステップ2:板の設置 フレームの上に合板を乗せて、ベッドの面を作ります。板は必要に応じてカットし、サイズを合わせます。ニスを塗ることで、汚れや反り返りからベッドを保護することもできます。(←我が家は面倒でやってません)
ステップ3:ベッドの固定 床が木材なので、ベットに木材を打ち付けて固定しました。車検時はこの木材を外すだけで簡単にベットを車から降ろせます。
ステップ4:仕上げと引き出すレール付け ベッド下のスペースを活用して、収納スペースを確保します。私たちはレールでテーブルを引き出せるように設計しましたが、荷物やアウトドア用品の収納にも便利です。
実際に体験した失敗談
DIY初心者の私たちも、いくつかの失敗を経験しました。
- ベットの高さ不足
- ベットの固定が不十分
その中で一番大きかったのが、最初にベッドの高さを十分に考慮しなかったことです。高さが低すぎて、ベッド下に収納スペースを確保できなかったのです。そのため、再度高さを調整する羽目になりました。
また、木材のカットミスや、合板がしっかり固定されていなかったこともあり、走行中にガタつきが発生することがありました。これらの点を踏まえて、しっかりと事前に計画し、サイズを測ることが大切です。
ベッド作製のメリット・デメリット
メリット:
- コストを抑えられる:市販の車中泊ベッドキットに比べ、材料費だけで済むため非常に安上がりです。
- 収納スペースの確保:ベッド下に十分な収納スペースを確保することで、荷物や犬のケージをすっきり収納できます。
- カスタマイズが自由:自分たちのライフスタイルに合わせた設計が可能です。犬連れの場合、犬の快適さも考慮した設計ができるのがポイントです。
デメリット:
- 手間がかかる:DIYに不慣れな場合、設計や組み立てに時間がかかることがあります。
- 強度に不安が残ることも:DIYの場合、プロのような仕上がりは期待できないことがあります。走行中のガタつきや耐久性に注意が必要です。
ベットキットの購入もあり
ベット作成が面倒、手間がかかる。と思う人はベットキットの購入もありです!



実際にウチの車中泊大好き60代両親は、ベットキットを利用しています。
購入したその日から使えて、タイパ最高です。
クッション性のあるものから、単にベット型の物までピンキリです。
時間をかけてこだわりのベットと作るか、お手軽に失敗しない既製品を買うか。




自分に合ったスタイルで車中泊を楽しみましょう!
さいごに
ハイエースを車中泊仕様にDIYすることで、犬連れの夫婦でも快適に旅を楽しむことができます。
この記事で紹介した方法を参考に、ぜひ自分だけのベッドを作ってみてください。




何度も材料を買いなおしたり、不要なものまで購入したりと、合計金額が分からずごめんなさい




夫婦でアイデアを出し合って、これからの旅に思いをはせる楽しい時間を過ごせました。
DIYでの車中泊仕様は、車旅の楽しさをさらに広げてくれます。ぜひ挑戦してみてください!