ハイエースで愛犬と日本中を旅行した夫婦が、「車旅JAFに加入が必要か」を検証していきます。
私たちはJFAに加入しています。
この記事でわかること
- JAF加入が必要な人の特徴
- JAFのリアルなメリットデメリット
- JAFで受けられるロードサービス
車での旅行は、自由度の高さや愛犬と一緒に過ごせる点から、多くの夫婦にとって魅力的な選択肢です。
長距離を走る中で不測の事態が起こる可能性もあり、そのようなトラブルに対処するためには事前準備が欠かせません。
そんなときに頼りになるのが「JAF(日本自動車連盟)」です。
この記事では、JAFのメリットやデメリット、そして受けられるサービスを詳しく解説し、「JAFは本当に必要なのか?」を検証していきます。
JAFが必要かどうか判断するためのポイント
JAFは、もしもの自動車事故やトラブルに対応してくれる、自動車ユーザーにとって安心のサービスです。
自動車保険とは異なり、JAF加入は必須ではありません。
何を基準にJAFへ加入すべきか、検討ポイントするを紹介します。
JAFが必要かどうか判断するためのポイント
車旅をする際に、JAFが本当に必要かどうかをどう判断すればよいのでしょうか?
以下のポイントを基に考えてみましょう。
- 車のメンテナンス状況
- 自動車保険のロードサービスと比較
- 旅行の頻度や移動距離
車のメンテナンス状況
日頃から愛車のメンテナンスをしっかり行っている場合、トラブルの発生リスクは低くなります。
しかし、どれだけメンテナンスをしていても、予期せぬトラブルは避けられないことがあります。
高年式の車に乗っている場合や長距離を移動する予定がある場合は、JAFの加入を検討してもよいでしょう。
自動車保険のロードサービスと比較
多くの自動車保険にはロードサービスが付帯していますが、その内容は保険会社によって異なります。
例えば、保険のロードサービスではけん引距離が短かったり、対応時間に制限がある場合があります。
自動車保険のサービス内容とJAFのサービスを比較して、どちらが自分たちの車旅に合っているかを確認することが重要です。
(旅行の頻度や移動距離
車で旅行する頻度や移動距離が多い夫婦の場合、JAFのサービスを受ける可能性は高まります。
特に、山間部や離島など、ロードサービスが迅速に対応できない地域に行く予定がある場合は、万が一のトラブルに備えてJAFの会員になっておくと安心です。
JAFが不要な人
JAFが不要な人は、日常的に車に乗らない。または、自分で車のメンテナンスができる人です。
JAFが不要な人
- 車に乗る予定がない人
- 自分で車のメンテナンス、修理ができる人
- 手厚い自動車保険のロードサービスに加入している人
- JAFに魅力を感じない人
サービス内容を確認し、魅力を感じない人は加入の必要がないかも!
JAF加入のメリットデメリット
JAF加入の必要性を確認した後に、お次は加入のメリットとデメリットをチェックしていきます。
メリット、デメリットについて詳しく紹介していきます。
JAFを利用するメリット
年会費を支払って、JAFに加入するからには「どんなサービスがあるのか」しっかり把握しておきましょう。
(1) いつでもどこでも駆けつけてくれる安心感
JAFの最大の魅力は、全国どこでも365日24時間対応してくれる点です。
長距離の車旅では、知らない土地でトラブルが起こる可能性が高まります。
特に、夜間や高速道路での故障は非常に危険です。
JAF会員であれば、どの地域でも迅速に対応してもらえるため、こうした不安を軽減できます。
(2) 高速道路や一般道路でも同じサービスが受けられる
JAFは高速道路上でのトラブルにも対応してくれます。
例えば、タイヤがパンクしてしまった場合、次のインターチェンジまでけん引してくれるだけでなく、会員であればその通行料も無料になります。
ただし、次のインター以降の通行料金は実費がかかる点には注意!
(3) 年会費以上のサービスを受けられる可能性
JAFの年会費は4,000円程度です。
しかし、非会員の場合、バッテリー上がりだけでも13,000円以上の費用がかかるため、一度のトラブルで年会費以上のコストをカバーできる計算になります。
万が一の事態に備えた投資として、JAFの会員でいることは非常にコストパフォーマンスが高いと言えます。
(4) 豊富な割引サービス
JAF会員は、提携している宿泊施設やレストラン、テーマパークなどで割引を受けることができます。
特に、犬連れの旅行では宿泊施設が重要なポイントです。
ペット同伴可能な宿もJAFの割引対象となっていることが多く、旅の予算を節約することが可能です。
3. JAFのデメリット
JAF加入のデメリットも考慮したうえで、判断しましょう。
デメリットととらえるかどうかは、車に乗る頻度次第かな~?
(1) 年会費が必要
JAFに加入するためには、年会費がかかります。
個人会員の場合、年間4,000円、家族会員は2,000円です。
1年間にトラブルが一度も発生しなければ、この費用が無駄に感じられるかもしれません。
もしものトラブルでは年会費以上の出費になるから、年会費だけでいいと思えば「心の安心材料」になるね。
(2) すべてのトラブルに対応できるわけではない
JAFのサービスは、基本的なロードサービスに限られます。
例えば、タイヤのパンクが2本同時に起きた場合や、エンジンの深刻な故障には対応できないことがあります。
部品や油脂の交換には実費がかかるため、状況によっては追加費用が発生することも考慮しておく必要があります。
ロードサービスサービス
JAFに入会することで、会員は様々なロードサービスを無料で受けることができます。
加入していない場合でも、施工料金を支払えばロードサービスが受けられますが、年会費より多額の出費になってしまいます。
また、JAF会員出ない場合、ロードサービスが来てくれる優先順は会員より低く、受付時に料金支払いの確約をしなければいけません。
ロードサービスの一例を紹介していきます。
作業内容 | 条件 | JAF会員 | 非会員 |
---|---|---|---|
スペアタイヤ交換(1本) | 夜間、一般道路 | 無料 | 25,630円 |
20kmけん引 | 20km以内 | 無料 | 27,700円~ |
バッテリー上がり | ケーブルを使ってエンジンを始動 | 無料 | 21,700円 |
キーとじ込み | 夜間、一般道路 | 無料 | 25,630円 |
燃料切れ | 昼間、高速道路(PA・SA以外) | 燃料代のみ | 32,610円+燃料代+通行料 |
落輪 | 夜間、一般道路(タイヤ1輪が落輪) | 無料 | 24,430円 |
雪道でのスタック | 昼間、一般道路(簡易作業) | 無料 | 21,700円 |
異音・異臭 | 昼間、一般道路 | 無料 | 18,100円 |
これらの料金を見ると、非会員の場合は非常に高額な費用が発生することがわかります。
JAF会員であれば、これらのトラブル時にすべて無料で対応してもらえるため、安心感があります。
JAFの会員優待サービス
JAF会員は、ロードサービス以外にも全国で使える優待サービスがあります。
ロードサービスを受けなくても、日常で以下の割引サービスを受けられるのは嬉しすぎます。
優待サービス一例
- グルメ:ピザーラ、魚民、鎌倉パスタ、牛角、しゃぶしゃぶ温野菜など
- ショッピング:イエローハット、オートバックス、セイムス、ペテモなど
- 温泉・入浴施設:極楽湯
- ガソリンスタンド:出光、ENEOS、キグナス石油、コスモ石油販売株式会社など
- アミューズメント:イオンシネマ、カラオケ館、スペースクリエイト自由空間など
- 遊園地・テーマパーク:モーリーファンタジー内「スキッズガーデン」
- 暮らし:うさちゃんクリーニング、女性だけの30分健康体操教室カーブスなど
- アウトドア:一般社団法人日本RVパーク
- 宿泊:大江戸温泉物語グループ、ダイワロイネットホテルズ、富士屋ホテルズ&リゾーツなど
- 旅行:オリックスレンタカー、タイムズカーレンタル、日産レンタカー、日本旅行など
- カルチャー:ECC外語学院、ホームメイドクッキング
サービス内容、割引詳細はJAF公式ホームページよりご確認ください。
\会員優待サービス詳細を見る/
優待サービスは2024年9月現在の状況です。
使用条件がある場合がありますので、ご確認の上ご使用ください。
さいごに:車旅にJAFは必要?
結論として、車での旅行を頻繁に行う夫婦や、愛犬と一緒に長距離を移動する予定がある場合、JAFに加入するメリットは非常に大きいと言えます。
トラブルが起きた際の迅速な対応や、年会費以上のサービスを受けられる可能性、さらに多彩な割引特典など、加入していることで得られる安心感は計り知れません。
一旅行の頻度が少ない場合や、自動車保険のロードサービスで十分なカバーがされている場合は、JAFの必要性は低くなるかもしれません。
自分たちの車旅のスタイルやニーズに合わせて、JAFへの加入を検討してみてください。
最後に、JAFの入会は簡単にオンラインや電話で行うことができるため、急な旅の計画でもすぐに対応可能です。
\公式ホームページ/
車で旅行を検討している方、高速道路をお得に利用する裏技がるので、ぜひチェックしてみてください。
高速道路のお得な裏技