犬連れ30代夫婦、ハイエースを車中泊仕様にDIYし日本半周を終了しました。

こんな悩みを解決します
- ハイエース内を車中泊仕様に改造したい
- DIY素人でも簡単にできるのだろうか?
- 車検は通過するのだろうか?
DIY素人でも簡単に、車体に穴を空けずに改造した方法を紹介します。
ハイエースは、その広い内部空間とカスタマイズのしやすさから、車中泊旅行に最適な車両として人気です。
- ハイエースの床制作に必要な材料リストが分かる
- 材料があればですぐに作り始められる
- 実際に体験した失敗談がわかる
車内で快適に過ごせるようにするためには、車内の床張りは重要な要素の一つです。
この記事では、ハイエースの床張りに最適な材料と費用について詳しく解説し、さらに床作成前に行うべき防音・防寒対策や失敗談なども紹介します。




DIY素人の夫婦、床作成は失敗もありました。




これから車中泊旅行を考えている方々に役立つ情報をお届けします。



どうしても今日床を設置したい、DIYする時間が取れない。って方は既製品もあります。既製品のほうが労力が最小&失敗なしで床が完成します。




今さらだけど、床に関しては購入したほうが奇麗で簡単だったかも。
カット済み、はめるだけの床材▼
ハイエースDIY失敗しないように、最後までご覧下さい!
床下の防音・防寒対策の重要性
ハイエースを車中泊仕様にカスタマイズする際、床張りは快適性と耐久性の両面で重要です。
床が適切に張られていないと、長時間の旅行や車中泊の際に不快感を感じることがあります。




床の素材が耐久性に欠けると、すぐに損傷してしまうこともあります。




床張りをしっかり行うことで、快適な車中泊ライフを実現できます。
床張りをする前に、防音・防寒対策が重要な理由を紹介します。
ハイエース床作成前に防音・防寒対策が必要な理由
床材を貼る前に、防音と防寒対策を行うことで、さらに快適な車中泊が可能になります。
車中泊に防音防寒対策が必要な理由
- 車内の音(犬の鳴き声や子供の声)を車外に漏らさない
- 車外の音をシャットダウンし快眠できる環境を整える
- 急な温度変化に備え家族の健康を守る
ハイエースの防音・防寒対策
以下の対策を施すことで、車内の音や温度変化を最小限に抑えることができます。
防音対策
- 吸音マット: 車内の音を吸収し、静かな環境を整備。
- 防音シート: 車体と床の間に貼ることで、外部からの音を遮断します。
防寒対策
- 断熱シート: 床下に断熱シートを敷くことで、寒い季節でも車内の温かさを保つことができます。
- スポンジマット: 床材の下に敷くことで、追加の断熱効果を得られます。
防音防寒対策の具体的手順はこちら▼▼▼
ハイエースの床張りをする前の検討事項
ハイエースの床板を張る前に「後部座席の下はどうするか問題」を検討しました。
後部座席の下はシートを上げ下げするため、床材を張るのは不可能だと判断。
後部座席下は、木目調のマットを敷くことにしました。
ハイエース後部座席下の床材はマットにする



実際に木目調マットを敷いた様子です。
床面の前1/3はマット素材、後ろ2/3は木材を張ることにしました。
余ったマットをステップ部分にも貼り付けて、いい感じになりました。




遠目で見ると意外と馴染んで違和感なし◎
ハイエース床DIYに必要な材料
以下の表に、床材作製に必要な材料をまとめました。




これを参考に、必要な材料を揃えてください。
必要材料
材料 | 用途 |
---|---|
木材の板 | 床のベースとして使用 コンパネ3枚分 |
木目調マット | 後部座席下に敷く用(ホームセンターで購入) |
ネジ | 木材を固定するため |
新聞紙 | 型取りに使用 |
セロハンテープ | 新聞紙を固定するため |
ニス | 床のコーティング |
ハイエース床材選びの失敗談と改善ポイント




私たちは、床はベッドの下敷きになるので最安値の板を選びました。




しかし、以下の問題が発生しました。
テキトーに選ぶと…
- ザラザラした板: 靴下で歩くとトゲが刺さり、非常に不快。
- 粉が付く: 板の粉が収納した荷物に付着し、ホコリっぽくなる。
過去の自分に教えたい床のポイントとして、以下の改善をお勧めします。
オススメ
- ツルツルした素材: 歩く際の快適さを向上&幼児や犬でも裸足で歩ける。
- 壁紙シートで装飾: 板に模様を追加することで、見た目を良くできる。
- フローリングシート:クッション性が増し快適になる。
ハイエース床DIYに必要な工具



ハイエースDIY全般に利用できるので、揃えておくと便利!
必要工具
工具 | 用途 |
---|---|
インパクトドライバー | ビス止め |
刷毛 | ニス塗り |
ジグソー | 木材カット |
それぞれの工具を選ぶポイントを紹介します。
インパクトドライバーを選ぶポイント
インパクトは充電タイプとコードタイプがあります。ハイエースのDIYには充電タイプが自由に動き回れて便利。




ブラックアンドデッカーはDIY素人主婦の私も片手で持てる重さで使いやすかったです◎
ジグソーを選ぶポイント
軽量で小回りが利くものを選ぶと◎
刷毛を選ぶポイント
刷毛は使い捨てで100円均一のものでもOK!
ハイエース床DIY簡単作業5工程
床材のカットや設置に関する失敗と作業工程を紹介します。




失敗したら、木材買いなおし!時間とお金を無駄にしないためにもこのパートは絶対見てほしい。
床DIY作業前に知りたかった失敗2点
床DIYでの失敗は以下2点です。
- 床材の型取り方法が間違ってた問題
- 床が後部に出すぎ問題
【床材の型取り方法が間違ってた】ハイエースに元々貼っていたシートをそのまま板に転写しましたが、合わない箇所が多すぎて何度もやり直しました。⇒新聞紙で大きな一枚用紙を作り、実際にハイエースの床面に合わせて型取りするのが良い方法でした。
付属マットで型取りした失敗ver.



【床が後部に出すぎ問題】ひとつ前の防音対策段階で気づくべき問題。床が出すぎでドアが閉まらない…







この問題に関しては設計ミスすぎる。
ハイエース床DIYの5つの作業工程
DIY素人でもできた、簡単な床DIYの作業工程を紹介します。
新聞紙を繋ぎ合わせ、ハイエースの床面より一回り大きいサイズの1枚用紙を作る。
床面の凹凸に合わせ、床材の型取りします。
型取りした新聞紙を、床材に転写します。
付属マットだと、細部の凹凸が微妙に合わないのでNG。
転写したラインに沿ってジグソーで床材をカットします。




カットした木材をハイエースにはめますが、なかなか合わず苦労しました



カットした床材を車内の後ろ2/3に設置します。
床材を先に敷いていた骨組みにビスを打ちし固定。
板を設置する際、シートベルトのカバーが引っかかるため外しました。シートベルトはペンキを塗った後に戻しましたが、最終段階まで待てばよかったと後悔です。



カットしたマットを車内の前1/3に張り付けます。
両面テープで貼り付けて固定。



長持ちさせるためにニス塗り



ニス塗りは2度塗りが効果的!
床材にニス塗りを行うことで以下のようなメリットがあります。
ニス塗りのメリット
- 木材の反りを防ぐ
- 木材の耐久性が向上する
- 美しい仕上がりになる
ニス塗り作業後1週間ほど臭いです。扉を全開にしても強烈のニスの匂いが残ります。




晴れの日が続くタイミングを狙っての作業がおすすめ。




無臭のニスってあるのかな?




「臭くない」のを見つけましたが、実際に使っていないのでわかりません。300mlでちょうどいい量です。
さいごに:ハイエース床DIYはポイントを押さえればできる
ハイエースの床張りには、適切な材料選びと施工方法が重要です。
防音や防寒対策をしっかり行い、床材を張ることで快適な車中泊ができています。




私たちの失敗談を生かし、オリジナルの床を作って下さいね。




必要な材料リストぼおさらいです。買い物時に役立ててください。
必要材料
材料 | 用途 |
---|---|
木材の板 | 床のベースとして使用 コンパネ3枚分 |
マット | 後部座席下に敷く |
ビス | 木材を固定するため |
新聞紙 | 型取りに使用 |
セロハンテープ | 新聞紙を固定するため |
ニス | 床のコーティング |
必要工具
工具 | 用途 |
---|---|
インパクトドライバー | ビス止め |
刷毛 | ニス塗り |
ジグソー | 木材カット |


